湯ごこち川柳募集キャンペーン 大賞発表
大賞「平成に 昭和を語る 家族風呂」雅号 じゃげなねっと
選者コメント

温泉地の家族風呂でしょうか。お孫さんと一緒にゆったりと湯に浸っているおじいさんが浮かんできます。そして、自分の若かった頃のことをお孫さんに話し聞かせてあげている。戦争体験も含まれているかもしれません。解放感溢れる湯ごこちの中で、スケールの大きい内容を見事な表現で詠まれています。

次点「湯上りの 米寿の母は 喜寿に見え」雅号 詠う経理マン
選者コメント
  次点「湯豆腐の 気分芯から いい湯だな」雅号 馬左史
選者コメント
  次点「ご機嫌が 紅葉と浮かぶ 露天風呂」雅号 邪魔句斎
選者コメント

湯上り美人と言われるように、特に入浴後の女性は若返って綺麗に見えます。四六時中休みの無い日常からの解放感が強いからでしょうか。それが年齢に関係なく、米寿の母までそうだと詠んだこの句には、湯ごこちと共に微笑ましさも感じられて素敵です。

お風呂の心地良さは、身体の芯まで温まるところにあります。寒い季節では尚更です。その気分を、クツクツと芯まで温まっている湯豆腐に喩えて言い表したところに、この句の佳さがあります。まさに湯ごこち川柳ですね。

今回も露天風呂の句はかなり寄せられましたが、「紅葉と一緒に入る」といった表現のものが多かったようです。その点この句は、「紅葉と一緒にご機嫌が浮かぶ」という表現で、湯ごこちの気分を大らかに謳いあげていて惹かれます。

総評

1回目に比べて応募者は少なかったのですが、川柳らしい表現の句の割合がかなり増えたので、やはり激戦には替わりありませんでした。その中から厳選の結果18句を入選対象句としました。何れも入選4句に匹敵する佳作でしたが、まさに心を鬼にして4句に絞りました。今回の入選句は結果的に何れもお風呂に関わる「湯ごこち」でしたが、候補作品にはそれ以外の「湯ごこち」もあり惜しまれます。多くの素敵な「湯ごこち」を有り難うございます。お蔭様で鬼になった心も温かくなりました。

第2回 湯ごこち川柳キャンペーン 概要

実施期間
2008年10月1日(水)~2008月11月30日(日)

大賞・次点選定
期間中に投稿された全てに作品から津田 暹氏(全日本川柳協会理事、川柳研究社副主幹)により厳正なる審査により各賞を選出いたしました。

副賞
大賞:全国百貨店共通商品券3万円
副賞:湯ごこち川柳特製湯のみ